猛走会のメンバーの多くが横琴マラソンに行ってしまった週末。
取り残されたメンバー3人(ふく・おが・おぎ)は香港のトレイルに行くことに。
まずは深圳から近く、一番歴史のあるマクリホーストレイル(麦理浩径)へ。
全長100㎞を10ステージ(段)に区切っているのですが、そのなかで一番高低差の激しいステージ3とステージ4(あわよくばステージ5も)を
攻めることとしました。
○コース概要
ステージ3(10.2㎞)
ステージ4(12.7㎞)
馬鞍山への寄り道含めて合計24㎞弱。
○高低差
○時間
0600:皇岗口岸集合
0640:香港側でタクシーピックアップ
0720:トレイル開始
1000:ステージ3終了
1140:马鞍山登頂
1430:ステージ4終了→下山
1730:夕食
1840:地下鉄で深圳へ移動開始
2000:福田口岸で解散
6時前に皇岗口岸に集合。
快晴の日曜の朝だというのに週末の渋谷駅の始発前のような雰囲気が漂います。
どうやら深圳や香港で夜遊びした人が24時間開いているこの口岸を使うみたいです。
そんな人たちを横目に我々は皇岗口岸からシャトルバス(10HKD)に乗り、香港側に移動。
入国審査を経てタクシーに乗り込みます。
目的地までは35分程度。300HKD。やっぱり深圳と比べて物価は高いですね。。
720:ステージ3を出発
ここから一気に登ります。背後にはきれいな海と山が広がります。
登山道は過度に整備されておらず日本のそれに近いです。
基本的にピークは通らない感じのトレイルです。
牛耳石山(Ngau Yee Shek Shan、425m)
岩頭山(Ngam Tan Shan、452m)
Cheung Sheung
などを通り抜けてさくっとステージ3終了(1000)。
1015:ステージ4を出発
ステージ4はいきなり車道登りから始まります。
どうやらここにもキャンプ場があるようで、多くの人がキャンプしてます。
ただ日本のオートキャンプのように、車を横付けして、というスタイルではないみたいです。
30分ほど車道を進むとようやく土の道になりました。
しかし香港のトレイルはやはり外国人が多いです。白人、東南アジア人などたくさんいました。
そして飼い犬も一緒に連れてます。犬嫌いなふくちゃんはビビってました、笑。
登山道を進むと、きれいなドーム型の山が見えてきました。馬鞍山と言うらしいです。
東側から見ると道がついていないので、どうやらこのピークも登らなくて良いようです。
でも反対側から見ると綺麗に道がついてて、登っている人も居ます。
ステージ3が意外と余裕だったのに味を占めた我々は寄り道してピークまで登ることにしました。
標高差は150mくらいでしょうか?ただ途中で両側が切れ落ちている個所もありました。
それでもなんとか3人で登頂。頂上からは360度の大パノラマが楽しめます。
体力に余裕のある人はぜひ!
馬鞍山から下山して、トレイルに戻ります。
ここからがステージ4のメインです。
美しい稜線のトレイル。海の近くのこんな平らなトレイルは見たことありません。
稜線から先は結構長いアップダウンが続いてようやくステージ4は(ほぼ)終了です。
思ったよりも水と体力と時間を消費したので、今日のところはここで切り上げることにしました。
なおステージ4で切り上げる場合、下界に戻るのに少し手間がかかるので、ステージ5の途中まで行ってから下山することを別のBlogでは推奨していました。ご参考まで。
我々は観音山村から20元のバスに乗って黃大仙 Wong Tai Sinで下車しました。
お約束のコンビニビールからの
尖沙咀のつけ麺屋でのディナービールで締めました!
以下、深圳と香港のトレイルの違いなど。
・香港はとにかく水の調達に苦労します。山の中の無人販売所なんてありません。
・登山道はよく整備されてて、日本のそれに近いと感じました。
・山の中は電波があまり通じません。
・山の中で音楽ガンガン流している人はいません。静かな山歩きが楽しめます。
・以下の書籍を”くまちゃん”→”たもつさん”と来て、”おぎ”が引き継ぎました。興味のある人はお声掛けください。なおすでに絶版になっているようで、アマゾンで買うと5000円以上する貴重な書籍です。