深セン猛走会 ランニングブログ

広東省深圳(深セン)市の日本人を中心としたランニング練習会やレース、飲み会などのイベント情報

4/20-21 汕头南澳岛トレイル 25km,40km 深圳猛走会&広州走友会

連休も最終日、明日からの仕事が楽しみですね。はたです。

2週間遅れになりましたがトレイル大会の参加レポートです。

舞台はことりちゃんの地元、広東省の北東部沿岸潮汕エリア。

そのリゾート地、南澳岛。

大会が土曜の前日エントリ、日曜の早朝スタートとなることから

前乗りが必要な大会です。

私としては体をいわしてランを辞めて以来、5-6年ぶりのトレイル大会参加となりました。

 

大会概要

大会名 汕乐健康 2024(第六届)汕头南澳越野挑战赛

日程 4月21日  40kmの部 6時スタート

         25kmの部 6時半スタート

距離 40kmの部 45km 獲得標高1886m

   20kmの部 25km 獲得標高878m

参加者 猛走会 40k おぎ、ちん

        25k あら、とり、ほり、はた

    走友会 40k 小川さん、青柿さん、寺戸さん、安藤さん、坂東さん、ことり

        25k 小野さん

    ※ルーさんは急なお仕事対応のため参加できず。

 

 

目次

4月20日(土) 前乗り

①移動、潮汕観光

②全員集合、昼食

③移動、チェックイン、エントリ、夕食

4月21日(日) 大会当日

④スタート

⑤道中

⑥ゴール

⑦帰宅

 

 

 

 

 

①深圳ー潮汕移動

あら、おぎ、ちん、ほり、はたの5名は北駅から新幹線に乗り1時間と少しで

潮汕に到着。

ほりちゃんは前日3時まで飲んでいたらしく、すでに死んでいます。

 

タクシーで移動して潮汕の観光地を散策。

潮汕は佛山顺德と並ぶ広東省の2大美食の街としての名をはせるだけあり

アーケードに並ぶ小吃はバラエティに富んでおり美味。

城壁や古い寺院、街並みは非常に見ごたえがあります。

道中、グルチャに流れてくる走友会の高鉄車内での様子が

不穏な空気を漂わせます。

 

②全員集合、昼食

ことりちゃんの予約した地元の火鍋に移動。

ここで仕事で遅れていたとりちゃんも合流して猛走会は全員集合。

その後、走友会メンバーも全員集合。

潮汕名物の火鍋は深圳市内のチェーン店で食べるものと

あきらかに肉の味、香り、柔らかさが違っており絶品。

走友会との自己紹介もそこそこに宴の開始。

 

てらちゃんこと寺戸さんの熱量に圧倒され酒量が加速していきます。

 

③移動、エントリ、チェックイン、夕食

移動

潮汕から島まではことりちゃん手配のバスでカラオケしながら移動。

エントリ




 

 

夕食

ホテルにチェックインしてから

社員旅行をされていた坂東さんの職場の方も合流しての夕食。

昼の勢いのまま宴はスタートし、店のビールは大体飲み干し、

白いのも何本か。つぶれてはいませんが記憶がありません。

 

④スタート

メンバー全員が前日の酒が残った状態で会場へ。

ホテルが用意してくれたワンタンを食べてスタートです。

個人的には酒が残っていたおかげで山にとりつくまで無駄な体力を

使わずいいウオームアップになったように思います。

 

⑤道中

当日は雨も降らず、日差しもさほど強くなく、コンディションとしては

最良の部類だったのかもしれません。

日本と同じ亜熱帯、温帯気候なので植生や湿った路面は似ているところが多く

厳しいがなんとか対応できる。

強度としては、その前の週の深圳市内の練習の方がずっときつく、

その反省を生して体力温存を図ったこともあり、

ブランクがあって体重も激増しているのに、なんとか進むことができました。

 

トレイルで遅いランナーにはおなじみの序盤での渋滞。

ここに限らずですが、たばこを吸って休憩しているランナーを多く見かけ

文化の違いを感じました。

 

用水路の土手を走るのもおそらく初めて。

体感では2-3mくらい高さがあって足がすくみました。

 

自分の心拍や、腹の減り具合、汗のかき方、水分の残り、脚の残りなど

注意しながら天気や路面など外のことにも気を配らなければならず、

トレイルってそういえばこんなに忙しいスポーツだったなぁと思い出し

またここに戻ってくることができた喜びを感じていました。

 

⑥ゴール

最後のエイド近辺でグルチャに近況報告。先にゴールしたメンバーから

「階段に気を付けて」とコメントがあるものの疲れもあって理解不能。

というのも、トレイルのコースレイアウトでは最後の山セクションが終われば

あとはご褒美の扱いでゴールまで数キロ、平地を走るのが普通だからです。

 

ただしCOROSの獲得標高を見ると50-100mくらい登りが足りない。

なにかおかしいと思いながら山を下り、海岸の遊歩道にたどり着きます。

 

石畳の上を走りながらちょこちょこ階段を上ったり、降りたりさせられて

初めて「階段に気を付けて」の意味を知ります。

ここから10回近く上り下りをやらされることになります。

 

参加者の固定概念を踏まえた上で心を折りに来たコースディレクターに

賞賛の気持ち2,呪い8くらいの曰く言い難い気持ちをささげながら

ほぼ終わりかけている足をなんとか動かします。

 

写真を撮る余裕がなく、寺ちゃんから拝借。

 

ラスト1kmのところで先にゴールしていたあらちゃんに見つけてもらい、

レモンティーのエイドをもらって元気が出てダッシュしてゴール。

ひさびさのトレイルは楽しかった。

 

さきにゴールをしていたあらちゃん、小野さん、ほりちゃん、とりちゃんと

ゴール近くの海鮮を陣取ってビールを飲みながら皆さんの帰還を待ちます。

ちなみにあらちゃんと小野さんは20kmの部で7位と8位。もうすこしで入賞。

6時間18分かかった私の3時間以上前にはゴールをしていました。

小野さんはザックを忘れてしまい、エントリで配られたトートバックで

このタイムをたたきだすという圧巻のパフォーマンス。

 

 

おぎちゃん帰還。

 

陳さん。とぼとぼ歩いている所が見つかり、みんなに罵倒されて走り出す笑

 

走友会チーム。

青柿さんはすこし遅れて。




⑦帰宅

全員無事に完走できた感動も冷めやらぬ中、ホテルのチェックアウト、帰りの電車の時間も迫っているため急いでバスに乗り込み帰ります。

さすがに疲れているので帰りはおとなしく。

 

 

 

以上、観光あり、出会いあり、酒あり、トレイルあり非常に充実した旅、大会で

ありました。

次回は7月20日の広州天河でのトレイルを予定します。

それまでできる範囲で減量、体力づくりに励みたいと思います。