深セン猛走会 ランニングブログ

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桂林龙脊梯田(観光編)2023/9/22-24

桂林龙脊梯田トレランレース遠征 2023年9月22~24日

【観光編】

 

深圳猛走会から7名(ヨシ、オギ、フク、チン、ノロ、June、マツ)、広州走友会から16名、計23名で龙脊梯田のトレランレースに参加してきました。今回は68km編、30km編、観光編の3つに手分けしてブログを書いております。

 

レースの前日に行った龙脊梯田(Longji titian)観光とレース翌日に行った桂林阳朔(Yangshuo)川下りの観光編について私(マツ)が書きます。

 

■旅行1日目 9月22日(金)龙脊梯田(龍勝棚田)観光

金曜日で出勤日ですが観光するために仕事を休んで早朝から行ってきました。

(観光しなくてもレースが朝6:00スタートで移動に半日かかるので半休は必要)

レース前日観光参加者:ヨシ、オギ、チン、ノロ、マツと走友会3名の8名

深圳北駅06:49発→桂林北駅10:42着(約4時間)高鉄(224元)

桂林北駅11:00発→龙脊梯田13:30着(約2.5時間)滴滴タクシー(335元/4人1台)

大会主催者が駅からバスを用意してくれてはいましたが、一番早いのが12:30発で我々は人数もいたので滴滴タクシーで移動。4人乗りx2台。

到着後まずはスタート地点に行きゼッケンやTシャツをピックアップ

左の4人は68kmに、右の4人は30kmに参加です。

 

レーススタート地点からホテルまでは地図で調べると徒歩7-8分と近いはずでしたが、行ってみると階段や坂道を汗だくになりながら登っていかねばならず実際は徒歩10~15分。多くのホテルが山の途中にあります。

右下に写っているが手前からヨシさん、ノロちゃん、チンさん。チンさんがスーツケース持って上がっているのがわかりますでしょうか。ここに来る時はリュックにしておいたほうが無難です。後でわかりましたがホテルに連絡すれば近くのロープウェイ乗り場前まで送り迎えしてくれるようです。

 

ヨシさん、オギちゃん、チンさん、ノロちゃんが泊まった盛景山荘ホテル

私が泊まったホテルは対面にあるので朝食2回とレース後の夕食はみんなでここの1階の食堂で食べました。ここの人は結構フレンドリーで親切です。チンさんが話してみたらレース当日は朝5時に朝食(桂林米粉とゆで卵)を作ってくれました。最終日にフクちゃんが酔ってウルムチで買ってきた銅の盃を持ち帰るのを忘れたら翌朝わざわざ外のゴミ箱の探し出してくれました。(これもチンさんの交渉のおかげでもありましたが)

 

14:45~ ロープウェイで棚田の上の金佛頂观景台まであがります。2012年開通、全長1580m、標高差370m。片道55元、往復100元。乗車時間約20分。往復切符を買いました。レースのコースにも入っていますが、レース中はゆっくり見る余裕がなく68kmや100kmだとせっかくの景色の場所が夜になって見えないというのもあり時間がとれるなら事前にゆっくり見ておくのがよろしいかと思います。

 

山頂に着くと15:00過ぎでしたが、ここでお昼ごはん。写真に写っている中の3人は広州走友会の方です。真ん中のブルーのシャツを着た方一人だけが唯一3年前にこのレースに出たことがありその時もレース+観光だったので同じような感じで最後まで旅程や帰りのバス、川下りの船の手配までアレンジしてくれ実質団長さんをしてくれました。(往復の高鉄とホテルは自分達各自で予約)

 

名物の竹筒飯を何本か注文。

 

金佛頂观景台からの棚田の景色はこんな感じです。

棚田の中に入って写真を撮ろうとすると地元のおばちゃんが門番をしていて20元/人を請求されます。でもここでもチンさんが交渉力を発揮、半額の10元/人に値切ってくれました。チンさんありがとう。

龙脊梯田の観光シーズンは春か秋。10月前半になると稲が黄色(金色のカーペットのよう)になり稲刈りの様子を見れ、10月後半~4月は寒く稲や果物は育たず泥と雪しか見れないのでシーズンオフ。(ただその雪景色が綺麗という人も稀ながらいらっしゃいます。)

 

龙脊という名称の由来は、「龍の背中,千枚の田んぼ」からきているとか。

実際にレース中に「千层天梯(千層棚田)」という名称の展望台も通りました。棚田にうっすら雲がかかったのを上から見下ろす雲海の景色でした。

 

さてロープウェイで下に下りると18:00。小腹が空いたので今度は夕食です。

どこで食べようかと店を探していたら後から来た別の広州走友会メンバー4人と遭遇したので一緒に食事。ここでも竹筒飯はもちろん、お店の人の薦めで鶏の料理も食べました。味道都不错。

竹筒に料理を入れて焼いている様子

翌朝は6:00スタートなのでここで解散。初日の軽い観光はこれで終了です。

棚田の観光名所(展望台)の位置

■旅行2日目 レース(100km、68km、30km、15km、5km)参加者3000人弱。

       

■旅行3日目 9月24日(日)桂林阳朔遇龙河(Yulonghe)川下り

08:00 朝食

08:30 ホテル出発、

ロープウェイ乗り場前で広州走友会と合流。貸し切りバスで阳朔へ。

12:30 阳朔の遇龙河に到着。船のチケットを買うのにパスポートが必要になります。チケットは前日からスマホのアプリからも時間を指定して購入できるようになってはいますが、中国の身分証番号が必要で外国人は予約できないので現地に行って購入。行って買えるかわからなかったので昼食は後回しにしてまずは川下りの乗り場へ。幸い混んでいなかったので購入できたので昼食は後回しにしてすぐ乗ることになりました。320元/艘(2人乗り)。乗り場は他にもいくつかありコースも8路線あって2km、2.5km、3km、6kmといろいろありますが、我々が行ったのは金龙桥码头発のゆったりと6km、80~90分の路線。荷物は貸し切りバスの置いておき、船が着いたところにそのバスが迎えに来てくれます。

段差があるところが何か所かありそこで水しぶきが足元に少しかかります。

 

川下りを終えると次は昼食です。船下りたところからバスで20分ほどの西街にある大师傅啤酒鱼というお店。

料理が出てくる前にまずはビールで乾杯!

料理の写真はオギちゃんが撮ってくれてましたのでそれを使わせていただきます。

これが啤酒鱼。あれっ?料理を撮ってくれてたと思ったらちゃっかり女性のほうにピントがあっている。

この女性は誰?と誰もが思うでしょうけど、昨年深圳UTSZの50kmに出て女子の部で3位入賞している小鳥ちゃんです。走り始めてまだ3年目くらいだと思いますが驚くほど速くなりました。この小鳥ちゃんが川下りの船やこのレストランの予約など調べて実質動いてくれていました。後ろの帽子をかぶっている女性はAiちゃんで阳朔までのバス手配をしてくれました。

啤酒鱼。初めて食べましたが柔らくてちょっと辛くてとても美味しかった。この街を歩いていると啤酒鱼の看板の店がたくさんあるのですが、ネットで調べてみると啤酒鱼は阳朔の特色料理と出てきます。トマトや実際にビールを入れて煮込んで作るようです。また食べてみたい。辛さは注文時にお店の人がどれくらいの辛さがいいか聞いてくるのでお好みに合わせて。

 

桂林は竹を使った料理が多いですね。竹筒饭,竹筒鸡,竹筒酒などなど。(さきほど乗ったいかだ船も竹でした。)

桂林の白酒と桂林のビール漓泉で乾杯、乾杯、乾杯です。

ほんとはゆっくり食べたかったですが、ここから阳朔の駅までは1時間近くかかるので食事は1時間で切り上げて16:00にここを出発です。出発前に店の前でみんなで最後の記念写真。

 

17:00 阳朔駅に到着。

駅の目の前に桂林独特の形をした山が連なっていて、駅の裏側にも山があります。

ここから我々は17:47発の高鉄に乗車。

高鉄のチケットは各自個別に予約したにも関わらずオギ、フクはたまたまか白酒の神様の安排か座席が隣。列車に乗るやいなや桂林の白酒と桂林のビールで祝杯をあげながら帰途へ。

龙脊梯田:桂林の 北 約100km。車で約2.5時間
阳朔:桂林の南 約70km。車で約2時間

 

阳朔駅から深圳までの直通列車はないので広州南駅で乗り換えて深圳北駅まで戻ります。深圳北駅には22:00頃に到着。そこから家に帰って23:00。帰ってからシャワーしたり洗濯したり荷物片づけて夜1:00過ぎに就寝。

 

レースに出れて、景色もたくさん見れて、食事もたくさん食べて、広州走友会の方たちとも交流することができ、みなそれぞれ満足感の高い遠征ができたと思います。走友会のバス、船、食事を手配して下さった方々、我々はそこに乗っからせていただきましたが、どうもありがとうございました。

 

天気は我々が行くまで毎日ずっと雨だったのですが、我々が行ってからは不思議なほどカラリと晴れてくれ、雨が降らない中でレースと観光ができてよかったです。

 

まとめ

レースの68kmの部はスタート地点の南側を、30kmの部は北側(金坑棚田)を走るようになっていて、景色を見れるところは68kmのほうが多かったようです。今度は68kmに出てそちらの景色(平安棚田の九龙五虎,七星伴月、龙脊古壮寨)も見てみたいなという気もしていますが、晴れていてもぬかるんで滑りやすいところも多く雨が降ったら自分は完走できないかもしれないとも思ると今はまだ迷うところです。でももし来年も出るなら次回は68kmですね。

 

龙脊梯田の前回のレースは2020年でコロナがあったので今回は3年ぶりの開催でした。レースを走りながら景色も楽しめて、前後で観光もできてここのレースはやっぱりいいと思います。

 

最後に観光からはずれますが、ゴール地点の夜はライトアップしてこんな感じだったようです。こういうのを見るとわくわくしてきてしまいますね。

あなたも来年ぜひ参加してみて下さい。

我们等你来。  加油!加油!加油!