深セン猛走会 ランニングブログ

広東省深圳(深セン)市の日本人を中心としたランニング練習会やレース、飲み会などのイベント情報

桂林龙脊梯田トレイル30km編 2023年9月23日(土)

9月の大一番、桂林龙脊梯田トレイルの日がやってきました。3000人規模の大会で運営側も気合い入ってます。

前後の観光、68km編は別途アップされますので、乞うご期待。

まずは前菜の、30km編から。

 

広州走友会、猛走会で総勢23名の参加でした。

レース前に30kmメンバーで、健闘を讃えあいパシャリ。

参加者:

広州走友会 (左上から時計回りに)小谷さん、ゴキロさん、山下さん、藤原さん、大竹さん、熊谷さん、今津さん

猛走会 ヨシさん、松さん、ノロ(記)

気候:16℃→26℃、曇り→晴れ

 

全体像と30kmの工程は以下添付の通り。

30㎞は高低差1502m也。

 

チワン族が長年かけて作り上げた美しい棚田の中をランニング。。。と見せかけて、30kmルートは景色は所々楽しめるものの、中は走れず。残念。



ここからは、おもいっきり主観で失礼します。

ノロにとって、初の30kmトレラン参加。目標は5時間台。

今大会の為に、9月は3回先輩方に帯同し、稽古をつけてもらいました。(梅沙尖、梧桐山、糖朗山と龙华ラン)

大会前日には同部屋の陳さんから、走りに対する真摯な姿勢や熱い想い、走った後のケアの仕方、等を教えてもらい、勉強になると共に、自分自身もモチベーションが上がりました。

 

当日朝4:30に起床、7:00スタート。

前に出ないと山道入り口で混雑に巻き込まれる、と早めのペース(5:40/km)で走り始める。

結局、最初の4㎞は舗装路だったので、渋滞にはならず。緩めの上りに差し掛かり、前には今津先輩の姿が。

後ろを付いていこう、と必死で追いかけましたが、本格的に上りが始まりスピード減。差は開く一方で、4km地点の山道に入る時点では、もう姿がみえなくなってました。早い。

 

朝は曇っていて、比較的走りやすい環境でした。

途中の景色はちょうど半分のCP到着時に、一枚だけパシャリ。

 

今回のコースは、標高が高い(スタートが標高800m)こともあり、雨は降らなかったですが、山道はぬかるんでいるところが多かったし、石は滑りやすかったです(真的・假的鞋子に関わらず)。道幅は一人分で、斜面になっている箇所が長く続きました。また、土地柄もあってか、山道も岩・石がゴロゴロして捻挫しないように注意が必要。ケガをしないよう、安全第一で完走することを目指しました。

 

ただ、そんな山の下り道で、100kmに参加してる人たちが猛スピードで我々を抜かして行きます。足腰コンニャクなんでしょう。

イメージこんな感じ。彼は、南斗水鳥拳の使い手かもしれません。

 

上りは人に抜かされ、下りで人を抜く、という感じでどんどんレースは進んでいきます。

 

CPは3つ、等間隔で設置されていました。

CPではしっかり食べた方がよい、とアドバイスをもらっていたので、スイカ、バナナを補給、最後のCPではお粥を1杯食べてエネルギー切れを起こさないように努めました。

 

余談ですが、猛走会の小さな巨人こと松さんは、各CPでお粥ザーサイトッピングを2杯ずつ(計6杯)食べるヤンチャぶり。食べた量では今回のチャンピオンでしょう。

 

そんなこんなで、何とかたどり着いた最後のCP到着時点(22km)で4時間。

「お、頑張ればまさかの5時間切りかも??」

と動かなくなってきた足を前に押しやり、一つ先の岩まで走ろう、等と小さな目標を決めながら、半泣きで走りました。

 

そして、結果は4:43:53。距離は28kmと30kmではなかったですが、目標を上回る結果で完走出来ました。

 

今回の結果は、上り方を陳さん(太ももに手を当てて歩くんや、法)に、下り方をimoちゃん(前傾姿勢とって腸腰筋で走るんや、法)に教えてもらったおかげです。大腿四頭筋への負担過剰を抑えながら走れたことが、後半も何とか足を動かせた要因でした。生きたアドバイス、本当にありがとうございました。

 

とはいえノロは、何とか30km完走でしたが、倍以上走った後酒(啤酒、米酒、白酒のフルコース)を飲んでいた某先輩方(〇ぎちゃん、〇くちゃん)は超人を超えたヘンタイです。。。

 

 

猛走会メンバーの記録

松さん(6:22:57)

目標は規定時間の9時間と仰ってましたが、余裕の6時間台。日々のトレーニングとお粥パワー。翌日の筋肉痛もなかったようで、無尽蔵のスタミナと胃袋に脱帽です。

 

ヨシさん(7:29:27)

山道の途中に仕掛けられたトラップ(動物除けの柵を越えるところ。有刺鉄線付き)で、足を引っ掛けてしまい、転倒されるアクシデントがありました。そこで肋骨を痛めながらも、走友会の熊谷さんと共に走り、手を繋いでゴール、絆を感じる感動的な一枚ですね。

 

走友会の皆さんも全員完走。

10人全員完走って、すごいことだと思います。

68kmや100kmの前では霞みますが、一般的に30km完走出来れば十分ではないでしょうか。笑

 

最後に。

今回は2泊3日の日程でしたが、各予定を完璧に安排して頂いた、広州走友会の皆さん、松さん、陳さん、本当にありがとうございました!!トレイルランや前後の観光が楽しめるのも、事前に入念な準備、手配してもらってたお陰です。

ノロ一人では絶対に行かない所へ連れってもらい、良い経験・新たなおもひでが出来ました。

 

 

 

 

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あら
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