猛走会ルールで、PBを出した方がブログを書くのが良いだろうと言うことで仰せつかった。
私自身恵州・東莞地区におり、あまり深セン猛走会参加できていないが、気持ちだけは、つながっている、初執筆ひでさんです。広州マラソンは二大会連続になり、1年前の広州でベスト3’06’30出して以来の一年ぶりレース。サブスリー勝負レースとして挑んだ。
私が書くと、長い記事になってしまいそうですが、、、、
先ずは、自分のホカホカな思いを、自分本位で申し訳ないが、書かせて頂く。
結果、
『3年越しのサブスリー達成!!』
信じられないタイムを噛み締めながら、たくさんの方に祝福頂いた。
嬉しさと共に練習内容を振り返り、
改めて走らせて頂いている家族や仲間に支えられた事を感じる。
前日ブログ記事のたもつさんの通りコロナ禍の中でのレース。
いろんな状況の中、
「特別なレースを走らせて頂いたんだ!!」
という気持ちが、終わってから強くなった。
たもつさんの言うレース前からの団結力。そんな力も、特別なレース感の気持ちを昂らせたんだと思う。
また、
「練習はやはり嘘をつかない」
そんな風にも思った。野口みずきは「走った距離は裏切らない」と
言っていたが、私自身は練習内容は嘘をつかないとも思った。
そして、「気持ち=メンタル面の覚悟」
それも直前までじゅんさんにアドバイス頂きながら、覚悟を決めた。
いろいろ重なって、なんとか達成できたサブスリー。簡単な目標ではない事はこれまで何度も味わってきた。
走るたびに感じていたとても高い壁。
一方、
ちゃんと練習・体調・メンタルの調子を重ねれば、達成できるもんなんだな、
とも終わってしまえば、そう思えてしまうのは不思議なものだ。
さて、レース全体を俯瞰してみる。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
当日の特記事項としては、やはり気温ではないだろうか。
「20〜22℃、湿度60%のマラソンでは条件の悪い暑い中でのレース」。
一緒な思いで大会を迎えたメンバーも不甲斐ない結果に終わった方も多い。
ちなみに昨年は気温14℃、湿度40%。広東省の12月は少しのタイミングで寒かったり暑かったりする。昨年と比較すると難しい気温だ。寒い地域から来られた上海の方は特に暑かったのでは。
そして、結果として、
悔しかった方も多かったと思う。
(春隊長、くぐさん、たもつさん、おーさん、いもちゅ、るーさん、じゅんさん、やなさん、後輩くん)。
↑穴があったら入りたい方もおられると思います。
そんな中PBを出した松桑さん、初フルみつくん、私、本当におめでとう。
そんな思いも代表して、
レース当日を順に振り返って、記事を書かせていただく。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
<レース前>
★猛走会恒例 記念撮影
〜林和西駅 B出口 6:10集合〜
朝から20℃。前評判として、暑い情報あったが、意外と涼しくも感じた。そして、メンバー合流し、記念撮影。ぱしゃ↓↓
★荷物預けバス A,B,C,D西側 E,F東側 ←要注意
初フルみつくんとハーフタイムでエントリーした後輩くんは、Fグループで天河体育中心の反対サイドに。要注意ですね。
★スタート会場とスタート前の思い★
スタートブロックの動線整備され、トイレも直前に設置。さすが広州マラ。
運営が素晴らしい。
レース直前に配置されたトイレを済ませてから、身体を疲れさせないように、最前列付近で春さん、くぐさん、おーさん、じゅんさん、るーさんと座談会。
私の左手にマジック書いたサブスリーペースを突っ込まれるが、
少し(かなり)恥ずかしくもありつつ、
これは、自分の覚悟でもあった。
練習は積んできて、直前練でも仕上がってきたが、脚をプチ故障していて、本当に走りきれるか?暑いけど大丈夫か?
そんな不安もよぎりつつ、昨年この場でサブスリーしたじゅんさんに、覚悟のお話を伺った。
確かに脚などいろんな不安はある。一方レース前にやれる事はやった。
コロナ禍での家族と育児と仕事とランの時間調整。隔離生活、隔離後の立場変わっての仕事。
いろんな環境下でもランの時間を確保し、
課題であったスピードも徐々にではあるが、つけてきた。
そうか。
いろんな人に支えられて、
走らせて頂けるのだ。今日は。
気温が高ければ、水かぶればよい。脚痛かったら、ロキソニン飲もう。
やれる事をやって、それでもダメだったら、それはしょうがないが、なんとかここでやってやるんだ。
そんな気持ちが、
静かに、
自分の中で燃えてきた。
これを闘志というのだろう。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
<レース>
ここからはも、一人称記事で申し訳ない。
キロ4'10/kmでしばらく押して、ハーフで1分半貯金、30kmで2時間6分で、そこから少し落ちてもサブスリー。そんな計画だった。
〜5km 20'29 /////////
国家合唱の後にスタート。ここはいつもと同じ。
特別な事は、スタート直前までマスク着用。ただ、しっかりマスク外してスタート。
最前列付近でスタートしたが、周りが速くキロ3分台で入った。速いのは分かっていたが、苦しくならない程度に流れに任せた。2kmぐらいからペース落ち着かせ、
4'10/kmあたりで刻んでいたか。
広州市内はGPS吹っ飛びまくりで分からず。。
自分自身の体感感覚をベースに進む事に決めた。
5〜10km 20'20 /////////40:49
良いペーサーもおらず単独走。
4'04/kmで刻んでいたようだが、正確には分からず、体感で苦しくないペースで進む。
意識はアップjogだと10kmまで進む。ふーっと何回か吐きながら呼吸整える。
全給水とりながら、少量水と頭水浴びで、暑熱対策。
10〜15km 20'18 /////////01:01:07
俺、少し速くないか?とも思ったが、悪くないリズムと体感だったので、そのまま刻む。
「自分の中で、Jogだこれは、Jogだ」と思いながら、
なんとなく、軽くペースを維持する感覚で走る。毎回水浴びは変わらず。
15〜20km 20'11 /////////01:21:18
なんとなく、この辺でアミノ酸入れておこうと思い、アミノバイタル補給。
うまく口に入らず、1/3ぐらいだけ補給して捨てた。
深くゆっくり息を出して、頑張るな、力を抜けと思いながら、ペースはキロ4強で刻む。
20〜25km 19'53 /////////01:41:11
モルテンのおかげか、ハングリー感がない。ただ、不安なのでGELを補給。
モルテン費用も、気持ちに繋がる、そんな気もした。
リズムとって走っていてペース気にしていなかったが、この区間はどうやらキロ4切っていた
ようだ。後から見ると速過ぎだと言いたいが、集中していたようだ。
HALFを、1:25:43で入る。通過タイムだが、ハーフのベストかもしれない。
左手に書いたタイム=1分半の貯金を大きく、上回る4分強の貯金。
貯金がある安心感はあったが、すごく速いペースできているという認識はこの時なかった。
(この鈍感さが後からすごいタイムになったのかと)
そうしていると、
前方にピンク色猛走会タンクトップ発見。春さんだ!
凄いランナーが見えたので自分もそのレベル域までペース上がったのかとも思ったが、
、春さんが左右にブレ始めていた。後ろから見て不安になった程だ。
それでも春さんに、「ヒデさん、いいペース。サブスリーいけます!まずは30kmまで」
と優しく声をかけられ、春さんのエールを胸に「行けるとこまで行ってみます!」と返答。
春さんは、二週間前の成都マラソンで凄いタイム出されており、
余裕で立て直して、サブスリー達成するものだと思っていたので、
良い言葉をかけられなかったが、その後とても苦しい走りをされたそうだ。
自分も何か鼓舞できれば良かった。反省。
25〜30km 20'01 /////////02:01:12
なんとなく、春さんの30kmまでという、言葉が残っており、苦しくなく行けるペース
で30kmまで刻んでみた。この時キロ4で刻んでいるという意識なく、後から気づけばキロ4だった。
30〜35km 20'22 /////////02:21:34
30kmで2:01:12。2時間6分目安にしていたので、左手記載の予定より5分貯金。
これで脚がつらなければ、サブスリーだと確信。これまで幾度となくフラフラになってきたが、アドレナリンがでていたのだろうか。脚の痛みも気にならない。
なんなら、
ペース落としてもサブスリーできるのに、ペースを落としたら気持ちで負ける。
そんな気がして、馬鹿な自分はキロ4付近維持。
そしてこのあたりは、何気にアップダウンが多い。誰だ広州もろフラット情報は?!自分もか。
脚使わないようにと思っても、踏ん張って使っていた。
35〜40km 20'51 /////////02:42:25
とうとうこのペースで、35kmまできた。
ほぼ単独走だが、35km表示見て、いろんな人に運んでもらったという気持ちになった。
この時点でサブスリー確信したが、ペースを落としたら気持ちで負ける。
その一点でペース落とさず走るが、流石にスピードが乗らなくなってきた。
それと同時に自分の中で「サブ55」という言葉も意識し始めた。
でも、本当に37kmから苦しかった。
サブスリー確信しペース落とせば良いのに、気持ち的に落としたら負け、
そんな覚悟とタイムとの矛盾の複雑な気持ちで、長い1kmを指折り数えながらカウントダウンして、走る。踏ん張る。
40km〜Finish 8:58/////////02:51:23
もうここまできたら意地だ。
「サブ55」決めてきます!!
と、ゴール直前で2時間51分台の表示が。
とんでもないタイムに驚いてゴール。
感動より先に、出来過ぎくんタイムに、唖然としてしまった。
しばらくたって、サブスリーを実感。結果、5キロラップで21分台は見ずに、
19分台と20分台で、最後まで到着してしまったと後から知る。そして翌日筋肉痛。階段も辛いほど。出し切れた証拠だろう。
3時間になるまでゴール直下で猛走会メンバーを待つ。
警備員に誘導されるが、半分無視だ。残念ながら、3時間以内に猛走会メンバー
は現れなかったが、後から聞くと、ヤナさんとTARC1名は3時間以内のゴール
されていたようだ。
◇ゴール様相◇
後から聞くと、かなりの方が苦しい思いをされたようだった。
広州マラソン公式動画に映ったおふたりです!!!!
やなさん:連続していたサブエガ記録が途絶えたようですが、故障明けの走れていない状態からサブスリーできるなんて、やはり別次元すぎます。
春さん:ハーフすぎから完走できるか分からないくらい苦しい運びとなったようですね。また頑張りましょ!
じゅんさん:色々ご指導頂きありがとうございました。また、鍛錬して、かっこいいサブスリーレーサー目指しましょう。
おーさん:2018年東京サブスリーから、少しピークは落ちたようですが、一緒にモチベートあげていきましょう。
くぐさん:コロナ禍での絶好調から、最近は少し調子を落としているそうだ。一緒にサブスリーしたかった。次に期待
まつみさん:暑い中でのPB素晴らしいです。最後のたもつさんとの下りも面白かったです。
たもつさん:長距離の課題も顕在していたようですが、これは伸び代という事ですね!
るーさん:超人ウォーク&トレランで、マラソン練習積めていないようですが、故障の中、ねぇさんサブ4流石です!
いもちゅ&みつくん:1番の話題であった夫婦対決。奥さんに軍配上がりましたかね。一緒に脚攣りでラブラブですね!家庭円満が一番です!
後輩弘中くん:サブ4成りませんでしたが、腰痛の中、4時間ちょいで完走できて良かったです。
◆番外編 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
<栄養補給・ケミカル系>
モルテン320→前日の朝1本と夜1本、当日朝1本のみました。私はお腹が弱く、あまり食べられない(食べたら腹を下す)ので、そういう意味では、胃腸負担かけない、カーボローディングとして、モルテンおすすめです。確かにあまりお腹すきませんでした。
◆打ち上げ編 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
猛走会&TARC&広州やなさん
幹事をしてくれた、まつみさん、クグさん、会長の春さんありがとうございました!お疲れ様でした。
あーだこーだ言いながらのレース戦歴。色んなストーリーが聞けて楽しかったです!
記念すべき全体写真📷
大勢での団結写真、ステキですね!
先陣切っての乾杯🍻
談笑写真☺
PBレビュー🏃
本当に皆さん
ありがとうございました!!
また、次の目標レースなど決めていきましょ!
ほな。
今回の執筆:ひでさん
猛走会に参加希望の方はご連絡ください。
メール:haruto@vip.163.com
微信:harusan1997