雲南省2日目です。大型車を一日チャーターして観光します。
2日目の計画では、麗江から大理に行って、大理古城、崇聖寺三塔を観光してから洱海をランニングする予定でした。
大理に向かっている途中の車の中で、大理の天候を調べると、あいにくの雨とのこと。既に麗江から出発して約50Kmは進んでいました。ドライバーが「大理に行くよりも香格里拉に行った方が絶対に楽しいよ。案内します。」と急遽予定を大幅に変更して観光することにしました。
香格里拉は大理とは全くの反対方向です。去年、高速道路が開通して麗江から車で1時間30分で行けるとのこと。それまでは、バスで5時間くらいかかっていたそうです。
日時:2022年2月2日(水)
場所:雲南省(麗江・香格里拉)
天気:晴れ 気温-2~6℃ 標高3200m
参加:はる、きく、きり、みつ、おぎ
くま、いもちゅ、たもつ
内容:雲南省世界遺産巡り
・麗江古城(世界文化遺産)
・香格里拉(読み方:シャングリラ)
虎跳狭(三江併流の世界自然遺産のひとつ)
チベット寺院
納泊海(世界自然遺産)
2日目の早朝です。猛走会の朝はランニングから開始です。
麗江古城南門で撮影。少数民族ナシ族の衣装を纏ったお姉さん(写真左)がいたので一緒に撮影しました。朝早いのでまだ上着を着たままですがね(笑)
(撮影:はるさん)
6:30
メンバーと早朝ランニングをする前に、"はるさん" と "たもつ" は、事前に下見ランをしました。
集合は7:30なので、それまでに戻ってくればいいやと軽い気持ちで外に出ました。外はまだ真っ暗です。中国でも最西端であり深圳と比較すると1時間の時差があってもおかしくないです。
宿泊している麗江古城内は石畳で段差があり全く足元が見えず不安でした。とりあえず大通りに出てみると道には街灯がバッチリ点灯していてまるで昼間と同じぐらいです。車の通りも全くなく道路の真ん中を走っていました。
標高が2000m以上あるので、最初は無理せずにキロ6分ペースで走っていました。やはり体が慣れていないのか呼吸が辛いように感じました。その後、体が慣れて、早く宿舎に戻らないという思いもあってキロ5分で走っていました。ここで無理してはいけないと抑えて走ることに!
麗江古城の外周の大きさを調べておらず・・・とりあえず30分走って引き返すつもりでした。不安だったので30分経過した時点でスマホで地図を見ると麗江古城外周の半分が終わっていたのでそのまま外周を走る事にしました。結果、外周は7.6Kmでした。ちょうど良い感じですね。
7:30
宿泊ロビーに集合して全員で早朝ランニングスタートです。まだ薄暗いです。
(撮影:はるさん)
麗江古城外周を走ります。(撮影:くまちゃん)
綺麗な門があったので写真撮影をします。実はここ幼稚園の入り口です。
麗江古城南門。
少数民族ナシ族の民族衣装を着たお姉さんを真ん中にして撮りました。お姉さんは仕事前ですが上着を脱いでくれました。
(撮影:はるさん)
引き続き走ります。
昨日、PCR検査を実施していたので印刷をする為に病院へ行きました。
検査結果を出力する印刷機は病院の入り口に設置してありました。
このPCR検査結果の用紙がパスポートよりも重要なモノになるとは・・・この時点では誰も予知していませんでした。
印刷後は観光出発前まで自由行動とします。"きりちゃん" "おぎちゃん" "くまちゃん" は追加ランしています。
遠くに玉龍雪山が神々しく見えます。朝の山は特に綺麗です。
(撮影:おぎちゃん)
"はるさん" "きくさん" "たもつ" は朝飯です。二日連続の米线です。追加で面包も注文しました。この面包が超美味かったです。
"みつくん" "いもちゅ" は、宿泊先に戻ってお風呂です。出発前のおめかしですね。
9:00
ロビー集合。"いもちゅ" が事前に手配してくれた9人乗り大型車に乗り込み、さぁ~出発です。大理まで約150Km、2時間30分の道のりです。
途中トイレ休憩を入れて!気温は0℃で寒いです。
大理の天候を調べると雨。急遽、ドライバーの提案で香格里拉に予定変更しました。大理に行くよりも香格里拉の方が観光する場所も多いし絶対に楽しいとのことでした。
確かに・・・大理に行く目的は聞かれると、メンバーがただ行った事が無いからだけの理由です。
ドライバー曰く、「麗江から香格里拉まで1時間30分で行けるから日帰りできるよ!」とのことで、約50Km走ってましたが、すぐさまUたーんです。時間ロスしましたが、帰りが遅くなっても良いので行くことにしました。
まずは、「虎跳狭」に向かいます。香格里拉と簡単に言っても広大な場所を示します。
香格里拉区域に入ったところで大きなモニュメントがあったので下車して撮影。
(撮影:はるさん)
はるさん自撮りで一緒に参加
12:15
虎跳狭の入り口に到着。ここで受付をしないとこれ以上先に進むことができません。
虎跳狭は三江併流の世界自然遺産のひとつで、金沙江(長江の上流の名称)の本流にある非常に深い峡谷になります。
この場所で、パスポート、健康コード、PCR検査結果のチェックを受けます。
虎のマネをしている様子
その頃、"きくさん" が大役を務めていました。受付で困っていた外国人がいました。我々も外国人ですが(笑)
その外国人に対して、丁寧に案内場所に連れて行ってあげて、中国語を英語に通訳して説明をしました。『かっこいい~ "きくさん"』
その外国の方は、PCR検査を受けたが検査結果がまだ出ていないとのことです。それ以降は我々も力にはなれませんでした。
通訳している "きくさん" の様子
更に車で15分走って上流に向かいます。かなり崖っぷちの道を走りますが、この道が無かった頃は車を交わす事が出来ない程の細い道だったそうです。
12:40
虎跳狭に到着です。
エスカレータで下に下りる事ができます。30元です。お金取るの~。利用する人はほとんどいませんでした。自然と現代の文化のギャップがありすぎでイメージ悪いエスカレータ。
なんとも迫力のある峡谷です。この時期は大変水が綺麗で荒れていません。本来は茶色の淀んだ水でもっと荒れています。
階段で下りて行きます。そこには虎の像がありました。
(撮影:はるさん)
(撮影:おぎちゃん)
虎と戦う熊 "くまちゃん”
下にくると更に迫力があります。
全員で激流の前で撮ります。落ちないようにね。
激流も凄いですが、山も凄いです。
日本でいう『絵馬』のようなものが沢山飾ってありました。
金沙江の説明です。長江の上流になります。金が採取できることからこの名前がついたようです。
次の場所に移動します。
14:40
ドライバーにモンゴル族寺院のある場所に案内してもらいました。そこで遅い昼食をとります。
少数民族衣装を着た若い女性(観光客です)がいたので写真を撮らせてもらいました。
火鍋の食事をします。
『ヤク』という牛の仲間の肉を頂きました。羊肉と比較して臭みが無く美味しいです。
これが『ヤク』です。チベット地方の標高4000mの高山地帯に生息するウシ科です。旅行中たくさん見ました。
香格里拉ビールを頂きます。アルコール度数2.5%であっさりしています。
ビールで乾杯🍻
初めて「バター茶」を頂きました。
注文した料理です。ほとんどお任せですがね。
きのこスープ
今日は、猛走会のシャツを着てランニングする予定でしたが出来なかったので、ここでしか着る機会がないだろうと考え、急遽切る事にしました。猛走会の旗も準備しています。
標高3300mで氷点下1℃です。ちょー寒いです。
みんな服の上から来ていますが・・・観光客に笑いの注目を浴びた "たもつ" でした。
あれっ! "いもちゅ" がいない。
取り直し
食事の後は、亀山公園のお寺で祈願します。
お寺の中は撮影禁止なので、お線香場所で撮影。
(撮影:はるさん)
チベット民族衣装を着た人を見つけて一緒に撮影しました。
黄金の巨大マニ車がそびえ立っています。遠くからでも見えたのはコレでした。
このマニ車を1周回すことで祈願したことになり願いが叶うようです。回せば回すほど願いが叶うらしいです。知らんけど(笑)
紐が付いており引っ張ります。数人では全く動きません。
この高台から見た風景です。
(撮影:はるさん)
チベットの旗が沢山あります。
ここでも民族衣装を着た女性を見つけたので一緒に撮影。
(撮影:はるさん)
車に戻る途中でした。すぐ近くにヤクがいました。
ビックリ!!
美味しそうに草を食べるヤクです。ほとんど草が無いですが。
17:00
次にチベット仏教の寺院です。
ドライバーから、「子供がなかなか出来ない夫婦をこの寺院に連れて来てお参りしたら、子供を授かった。今度お礼参りをしたい。」という人がいたそうです。
寺院の周りは円になっており、まるでトラック競技場のようでした。猛走会としては走るべきでしょう。猛走会始まって以来の超高地トレーニングです。
"くまちゃん" が高台に上がって撮ってくれました。
(撮影:くまちゃん)
標高3283m 1周600mありました。
後で、ドライバーから「高地で走るのは止めてください」と注意されました。「すいませ~ん」
17:30
納泊海(ナパ海)に到着
風が強くて寒かったです。
そこは何もない大草原です。雪が沢山積もっていました。
(撮影:はるさん)
ヤクも沢山います。
湿地帯です。
雨期になるとこの道は水に浸かって無くなってしまいます。
湖に氷が張って歩く事が出来ます。沢山の観光客が車から降りて歩いています。水があるギリギリまで歩くのは危険ですが、出来るだけ近づいて写真を撮りました。
足元がペキペキとなったような音がしたので恐ろしくて離れました。
(撮影:はるさん)
はしゃぐ "みつくん"
標高は3266mです。"おぎちゃん" の高度計より。
20:40
宿泊先に戻って近くで食事します。
大理ビールです。このビールのアルコール度数2.5%であっさりしています。
大変リーズナブルな店でした。
食後のコーヒーです。
雲南コーヒーを飲みに麗江古城内を歩いて探します。
云南小粒AA 4杯
云南原生种铁华卡 4杯
を注文しました。
最初に云南小粒AA 4杯ができました。
後から1杯づつ 云南原生种铁华卡が届き、最後に "たもつ" が飲みました。
なんか水臭くて不味かったので、他の人のコーヒーを飲ましてもらうと酷があり美味しかった。最後の2杯が特にダメでした。
「こんな不味いコーヒー」はいらないと飲まずに帰りました。
精算時に "いもちゅ" が、店にクレームをして2杯無料にしてもらいました。
店員が言うには、機械の調子が悪かったとかで。なんだ知ってたんだよ。きっと。
その後、麗江古城内を散歩して宿泊先に戻りました。
(撮影:はるさん)
ブログ担当:たもつ
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