今日は、清明節(※)で祝日になります。気候もちょうど良い為、トレイルを行いました。深圳十峰の中で一番過酷な険しい山と言っても過言ではないでしょう。
私は、この大笔架山には二度と来ないだろうと思っていた山ですが、トレイル大会を合わせると4回目になります。懲りないですね。
因みに、まつさん、くろさん、おぎちゃん、たもつは2日連続のトレイルです。
※ 清明節の"清明"は、元々は中国の伝統的な季節の考え方である二十四節気(にじゅうしせっき)の春分の15日後にあたる季節です。この時期は"万物が "清々しく明るく美しいころ" という季節であり、生命の誕生と繁栄を象徴する木々の芽生えの時期である。この時期に新しい生命を祝うとともに、死者への思いを新たにするということで、ご先祖様へのお参りをするという風習が始まったと言われている。
日時:2022年4月5日(火・祝)7:00
場所:罗湖粤海酒店に集合
大笔架山
天気:晴れ 気温18℃ 湿度70%
日中は26℃まで上昇
参加:はる、たいち、まつ、きく、くろ
おぎ、はな、たもつ
内容:ルートは、坝光村→大笔架山→金龟村
15Km 6時間の予定
大笔架山に登頂写真
今回のルートは、15Kmを予定しています。
坝光村登山口→大笔架山山頂→金龟村登山口
7:00 罗湖粤海酒店 集合
メンバー8名、遅刻することなく集合しました。スマホアプリでDDタクシーを呼ぼうとしましたが、このコロナ感染の厳しい時期は、深圳市以外の場所は行ってくれないことがわかりました。深圳市内を走っているタクシーが粤海酒店の前にいたので交渉してみると問題無く受け入れてくれました。2台のタクシーに乗り込み移動することができました。前回行ったことのある、"はるさん"、"たもつ" が分かれて乗りました。
坝光村に入ると、健康コードのチェック。更には、山に入る為の申請が必要だった。厳しいですね。
QRコードの読み取り
車のナンバー、人数など、"まつさん" が代表して記入してくれました。
8:00 坝光村 登山口に到着
先に到着したのは「はる号」です。遅れること約10分、「たも号」が到着。「たも号」は、遠回りをしたため遅くなった。しかも料金が高く、帰りの料金も上乗せしてきた。
「はる号」191元、「たも号」221元+30元
"はるさん" が反論してくれて、帰りの料金は払わなかった。タクシー運転手は納得していなかった。とは言っても。。。なかば強引に230元を支払って降りることにした。
8:15 大笔架山 登頂開始
雲ひとつない青空です。
(撮影:はるさん)
真新しいトレイルシューズの "まつさん" と "くろさん" です。 "たもつ" も同じシューズです。「HOKA SPEEDGOAT 4」です。軽量でクッションとグリップの良さが気にいってます。
綺麗な花も咲いています。
何の標識も無く壊れかけの建物横から進みます。そこはいきなりの草むらです。初めて来た人は驚きますよね。
草には朝露がついており膝下が塗れます。
怪しげな高架下をくぐります。常に水が流れているので足元注意です。
実はここは溝ではないかと思います。雨の日は大変です。
トレイル大会でも正式なルートになっているのが恐ろしい。
初めて来た "きくさん" と "はなちゃん" は驚きの表情。
無事に潜り抜ける。
どんどん上ります。"たいちさん" は事前に準備したストックを持って。
メンバーが元気なうちに写真を撮っておきます。めっちゃ元気!
ここから何人脱落していくことか心配です。
"くろさん" の心の声が聞こえます。「こんなところに連れてくるなよ~」
"たいちさん" は2回目のトライ。前回(11月)は、かなり遅れたので必死です。
"はなちゃん" は、本格的な山は初めてです。今は元気いっぱいですが、ちょっと心配です。
この笑顔が最後まで続くことを祈ります。
岩がゴロゴロした急斜面が続きます。手を付いて上らないと危険な場所。振り返ると綺麗な海です。
"きくさん" は、木の枝をストック代わりにしてます。
急な岩を上ってきて、ほっとした様子。
まだまだ岩は続きます。
綺麗な景色です。太陽が逆光になって眩しい。
海沿いから上がってきたことを考えると、随分上がってきましたね。
少し休憩。まだまだ行けそうです。
お揃いの「深圳猛走会RUN Tシャツ」が綺麗ですね。
"きくさん" かなり疲れてる~。"くろさん" は歯を喰いしばって必死の様子。
いいね。爽やかな笑顔。
綺麗な景色だったので記念撮影。写真ばっかり撮ってます。
下側から撮るとこんな感じです。
深圳は夏ですね。虫がジージー鳴いています。
これは見たことが無い品種の虫ですね。「セミ」っぽいですが。
この旗「暴走村」をちょこちょこ見かけます。気になるよね~。
水の無人販売所です。
このQRコードを読んで購入します。
"たいちさん" 今回は気合が入ってます。
さっき休憩した販売所で買った、スプライトと水を両手に持って、元気いっぱいの "はなちゃん"
手に持ってると疲れるでしょ~。
先頭に立つ "きくさん"
綺麗な山と海です。
久しぶりに開けた場所に来ました。せっかくなので記念撮影。しかし、直射日光が暑い。
"おぎちゃん" 危なーい!すぐ下は崖ですよ。
もう少しで登頂です。
10:50 大笔架山に登頂
坝光村登山口からの距離 3.8Km 2時間35分
以前は頂上の目印となる看板があったのですが、無くなっていました。残念です。
女性ひとりでトレイルしている方に出会いました。
登頂のVサイン
小さな "はなちゃん" が大きく見えます。
亀の "きくさん" 無事に登頂おめでとう。
登頂記録です。"たもつ" は、3回目の記録証です。
このトレイルコースとしては4回きています。
これから下山します。
来た道を戻るのが時間的には一番早いです。しかし、険しい岩道を下るのは危険です。また、下りてもタクシーが捕まらない場所です。
このまま東方向の金龟村に行きます。金龟村への道のりは先が長いです。前回の経験からだと11Kmあります。
"はなちゃん" 山をバックに!
"まつさん" まだまだ元気です。恐ろしい50歳代。
"まつさん" から「あ~~ごめ~ん」の声が、すると。。。やや大きめの石が転がってきました。必死で避ける "きくさん" でしたが、避ける方に石が転がっていきます。
危機一髪!!! 危うく "きくさん" は衝突するところでした。
"はなちゃん" は、身軽な足取りで簡単に下りて行きます。
細い人は、みんな下るのが早いです。猛走会では、"るーさん"、"きりちゃん"、"くまちゃん" がそうでしたね。
どこからか?人の声が聞こえます。
鉄塔の上を見ると、人が作業をしていました。手作業で鉄塔を組立ていました。
今日の "きくさん" は一味違います。すごく元気で先頭に立ってメンバーを引っ張ていきます。本人曰く「実は山好きです!得意なんです~!」
"はなちゃん" は電話中。山の中でも電波が入りますね。
後ろの山を越えてきたんですよ~。そう思えば凄いですね。
ビンを捨てると自然に帰るまで4000年かかります。
山の中はゴミが沢山落ちています。
自分で持ってきたものは自分で持って帰りましょう。
自分達の背丈よりも高い茂みをかき分けて進みます。これが腕に当たって痛いのです。
まだまだ先は長い。いくつもの山を越えていかないといけません。何度も来た事がありますが、やはり心が折れそうです。
特に急な下り斜面。気を付けて!
”はるさん” のランシューズ 「NIKE PEGASUS」では滑って危険です。
元気だった "はなちゃん" のも疲れた様子が出てます。
"はなちゃん" が先に行ってると思いきや、違うパーティの人と一緒になって、落花生を食べていました。すごく溶け込んでいる。
ほぼ平坦な道もあります。
ここが最後の販売所です。4箇所目ですね。
最後にこの坂を上れば、後は下るだけです。最後の坂が急です。
"くろさん"
"きくさん" 今日で「亀🐢」は卒業できるか!
エイド場所です。後ろに見えるのは、絶望坂方面。
ここから下山します。残り1.5Kmです。
(撮影:たもつ)
今度は自撮りで撮りまーす。「はい!1・2・3」
「3」で全員後ろ向き。お約束になってませんか?
鬼門の場所です。初めて来た時は、この標識にやられました。
いつ見ても金龟方面の矢印の向きが分かり辛い。
↑ 方向ではありません。↓ 方向に行かなければなりません。
16:05 金龟村
今日のゴール地点です。距離は13Km、時間は7時間30分でした。
タクシーを待っている間、ボランティアの女の子が話しかけて来てくれて、お茶をご馳走してくれました。ほんのり甘くて暖かくて疲れた体には最高でした。おかわりをしました。
大笔架山717mに登頂してから金龟村に行くまでに、アップダウンが沢山です。下ってから上るのは、本当に心が折れます。小さい上りを入れると7回上っています。
ブログ担当:たもつ
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