はるが猛走会史上初めて新疆ウイグル自治区のレース、イリ河マラソン(伊犁河马拉松)に参戦してきました。
新疆ウイグル自治区は東アジアと中央アジア交わるところにあり接する国は8カ国。
面積は日本4.5倍、中国の6分の1占め省・自治区中最大。タクラマカン砂漠は日本と同じ面積。
人口約2600万人、ウイグル族45%、漢族41%。
かなり西にあるので非公式の北京時間2時間遅れの新疆時間というのがある。
新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州伊寧市は省都ウルムチから670km。深圳から直距離でも約3800km。電車だと約4900km。東京より全然遠い(約2900km)
人口約59万人(ウイグル族27万、漢族21万、カザフ族3万)40の少数民族がいる。
少数民族はイスラム教徒が多いのでモスク🕌がたくさんある。21時過ぎでもまだ明るい。
高速鉄道駅ウルムチまで5時間ちょい二等車で128元と高鉄なのに安い。
伊宁空港からウルムチまで1時間20分
大会前日ゼッケン受取に参加者掲示板の最上位にはるの名前。はる以外の外国人は全て賞金狙いの黒人まじランナー。
大会運営本部の方もウイグル美女が多い
夜大会運営本部から携帯に電話が。マネジャーは誰?どこの会社手配?賞金稼ぎの外国人と勘違いされている。素人ランナーなのでと説明するがなぜ参加したのか不思議のよう。
ゼッケンを受取後。旧市街を観光。新区は漢族が8割だが旧市街は9割ウイグル族等の少数民族
少数民族生活区。ここの地区はブルーが好きな民族。全て建物はブルー。
美女が写真撮影をしていたのでお願いして一緒一枚。撮影後1万元とちょうだいとからかわれた😄
バーザールは異国情緒たっぷり
バザール美食街🐏だらけ
道端に安いフルーツがたくさん売られている
包丁など刃物は全て鎖で繋がれている。暴動が起きた時の武器にならないようにと
レース当日参加者はゼッケンを見せれば会場やホテルまでの送迎は無料。すごいサービス。
新疆の美女学生応援団がいたので一枚。
学生応援団がオープニングセレモニー
大会規模はフル700人、ハーフとミニを合わせ1万人だが中国陸連公認A1大会。北京時間10:00スタート。
スタート最前で黒人の横に並ぶ。スタート時気温10度、レース中20度近くまで上がる。
レース序盤16kmまでは調子よくサブ3ペースを刻むがそこから減速。ハーフ1:31通過。後半は大撃沈1:50。3:21でゴール。アップダウンも少しあり、標高が高いから仕方ないと思っていたら630mほどしかなかった💦
打上げは有名な観光地七星街
恵州マラソンで知り合ったひでさん部下の舒さんと🐏BBQの名店で。まじでうますぎる。
25年ぶりのイリ。当時は少数民族しかいないまるで中東。貧しい汚い怖い街という記憶しかなかった。
今回来て街が大きく変化していて、本当に驚いた。街はすごく綺麗であちこちにカメラと公安だらけで治安もよく普通の中国都市と変わらない。でも旧市街地だけが昔の名残があり少し安心した。百聞は一見にしかずが一番よく似合う街でした。
来週はアスク南新疆編。
北新疆編:はる