2024/3/3 ランタオトレイル - 深セン猛走会ランニングブログ

日時：2024/3/3(日)

場所：香港ランタオ島

主なルート：伯公坳→凤凰山(Lantau Peak)→昂坪(大仏様)→大澳。約17km。

メンバー：11名

　広州・佛山からの参加3名（バントウさん、オガワさん、ルーさん）香港前泊

　深圳からの参加8名(アラちゃん、コウさん、オギちゃん、フクちゃん、チンさん、ババちゃん、小鳥ちゃん、マツ）

05:30　皇崗イミグレ前に集合

　　　ミニバンでランタオ島の東涌駅へ。東涌駅で広州・佛山組と合流。

07:50　ランタオトレイルのセクション3の起点の伯公坳(Pak Kung Ao)から登山開始。

黄色い標識の右のほうに行きます。

２日前の3月1日にVictora 162のN57のトレランレースがここランラオ島で行われましたが、そのコースの一部(ランタオトレイルのセクション3、4を通って島の北西にある大澳漁港まで行くというのが今回の我々のルートです。Victora 162に参加された香港明走会の方からの情報で風が強く半端なく寒かったということで、みんな長ズボンで防寒具装備してきています。登り始めは半そでシャツでもまだ大丈夫な気温。ひんやりして肌寒いものの登っていくとだんだん汗ばんできます。

スタートして１時間15分ほどでLantau Peak(標高934m)に到着。

香港で一番高い山は大帽山(957m)ですが山頂に電波塔があって一般の人は立入りが制限されているので、実際に登頂できる香港の最高峰はこのLantau Peakになります。

山頂付近は身体が吹き飛ばされそうなくらいの強風です。

山頂に石でできた避難小屋があったのでその中に入りしばし強風から身を隠しますが、風が弱まる気配は全くなく、すぐに出て次の目的地の昂坪へ向かいます。

風が異常に強かったのは山頂付近の20分くらいの距離だったでしょうか。下山し始めると風もおさまりこの日は防寒具を着たり脱いだりの繰り返しでした。

スタートして約２時間で、ランタオトレイルのセクション３終点の昂坪に到着。

目の前には心経簡林（ハートスートラ）。38本の木の柱が立っていて、それぞれに般若心経が刻まれています。

そこから10分ほど西に進むと大仏様が見えてきました。

ここまで連れてきてくれたアラ神様にもみんなでお礼します。

この大仏様は標高520ｍのところにあり、高さ34ｍ、重さ202トン、屋外にあるブロンズ製座仏としては世界最大の大きさ。1981年に建設が開始され、1993年12月に正式にオープン。仏像の中に入ることもできます。

せっかく昂坪まで来たのでケーブルカーの乗り場もちらりと見学

昂坪からは最終目的地の大澳漁港へ向かいます。後はほぼ下り道。

13:00 大澳に到着。牛さんがお出迎え。

大澳の威尼斯海鲜酒家(Venice Seafood Restaurant）で昼食。

昼食後は大澳の街を少し出歩いてみます。魚の干物が多く売られていて、観光客が多いです。

ピンクイルカを観る観光船も出ています。

水上に建てられた棚屋に人が生活していることから、大澳は香港のベニス、東洋のベニスとも呼ばれてきたそうです。なるほど我々が昼食をとったレストランはそれでVeniceという店名だったのですね。

少し散歩してから広州・佛山から来ていた３人は15:00頃に青タクシーでまず東涌駅まで戻り西九龍駅から高鉄で帰られました。香港に前泊してのご参加お疲れ様でした。また何かの活動やレースでご一緒にしましょう。

深圳に戻る我々は16:00発屯門行きのフェリーに乗るため、15:45から乗り場に並びます。16:00発のはずなのにフェリーは15分遅れて入ってきます。船は来ましたが14:00発のフェリーよりだいぶ小さい。乗りきれないのでないかという不安がよぎります。

案の定、我々の10人ほど前で乗船は打ち切られてしまいました。次の船は2時間後の18:00発との事。我々の後ろにも人は何十人か並んでいます。我々は走ってタクシー乗り場に向かいます。バスという方法もありますが、バス停には100人くらい並んでいてバスも乗り切れるかわかりませんし、バスだと乗って1時間半かかります。タクシーはパラパラとしか来ませんが、前のほうに並べたのでタクシーを待つことにします。15分くらい待ったら乗れたのでよかったですが、夕方近くになるとフェイリーもバスも帰る観光客で混むので要注意です。大澳→東涌駅は青タクシーで約30分、HKD200ちょっとでした。

今回のGPS軌跡（17km、5時間）