先週の日曜日、盐田のトレランレースに5人で参加してきました。今回は代表して私マツが書いてみます。
日時 ：2021年4月18日(日)
大会名：”越野2035“盐田半山公園帯站
概要
参加者 :
35km組 マツ
20km組 ミツ、クマ、（ミツ友人、マツ友人）
35km組コース(8:00スタート、制限時間9時間、累積上昇2,400ｍ)
大梅沙→馬峦山緑道→雲海谷→東部華僑城(茶溪谷)→梅沙尖→小三洲水庫→谭仙庙→梧桐山→盐田高級中学
20km組コース(9:00スタート、制限時間5時間、累積上昇700ｍ)
スタート前の7:50に5人で記念写真
7:55になったらなんと春さんが登場、深圳から大梅沙走って応援に駆けつけて来てくれ、スタート直前の私の写真を撮ってくれました。
その後 春さんは20km組の4人と記念写真
春さんは山には登らず大梅沙のビーチへ（春さん撮影）
8:00 まず先に35km組がスタート
亀の私は最後尾からスタート。行ってきまーす。
最初2.5kmは舗装された車が走れる道。ずっとこのまま舗装された道なのかなと思っていたらひょこっと山道に入り暫くしたら見覚えのある道。ああ、ここは数年前に深圳百公里で歩いたことある道だ。知っている懐かしい道だと安心感が生まれて上り坂でも走れてしまいます。《馬峦山森林绿道》
9:00 最初のSP1(7km地点)に到着。ここのcut off timeは10:00なので、よし充分余裕あるなと確認。水を補給してからテーブルの上を見ると、「おっ! 窑鸡yaoji(客家料理)だ。」この鶏が補給所で出ることは事前に知っていて楽しみにしていたので1口頂く。うん、美味しい😋。ただ手に油がべっとり付いてティッシュで拭いてもその後暫く指に匂いは残りました。
9:20 暫く走っていると木でできた遊歩道が現れここもなんか見覚えあるなあと思っていたら山の上に金色に光る仏像(お寺)が見える。ああ、ここは東部華僑城だ。《大華興寺》
雲海谷ゴルフ場の前を通り、茶溪谷の石碑の前まで来ると道案内のスタッフが立っていたので写真を撮ってもらう。
9:40 インターラーケンホテル
インターラーケンホテルを過ぎて200mのところを左に折れて山道(階段道)に入る。
ここからは梅沙尖に向かう道でずっとほぼ階段（石段）。
9:50 10分くらい登ると左手に東部華僑城を見下ろせます。
10:40 梅沙尖が目の前に見えてきました。前回猛走会の人と登った時は霧と雲の中で見れなかった景色。こんな形していたのですね。
すぐ次に見えたのがエメラルドグリーン色の小三洲水庫（ダム）。これも前回来たときは見れなかった景色。あとでこのダムの横の道を抜けて梧桐山に向かうことになります。
梅沙尖への道は整備されてはいますが、石と石が飛び石のよう離れていて歩きづらい（走りづらい）。こういう道でも走れる人は走れるのでしょうけど、私は走れない。こういうところでタイムや順位に差がつくのでしょうね。ですがちょうどこの日、工事作業員が隙間にコンクリートを敷き詰めていていたので、次回行った時にはきっともっと歩きやすくなっているとは思います。
梅沙尖から自転車を抱えて下りている人もいました。この山どちらから登っても石段が多いのにどこを自転車で走れるのやら。
10:35 補給所(SP2)16km地点に到着。梅沙尖を下りたダムの少し手間。ここのcut off timeは12:25なので制限時間に対して2時間近く余裕で到着。
この補給所では、搾菜を盛った白いお粥をいただきましたが、搾菜のしょっぱさがとても美味しく感じられました。
SP2を過ぎるとすぐにダム（小三洲水庫）があり、この横にある真っ直ぐな道を小走りで抜けます。
11:15 後ろを振り返ると、梅沙尖が見えます。なるほどこんなに尖っていて大梅沙を見下ろせるから「梅沙尖」という名前がついているのですね。
ところが調子よく走れていたのはこのあたりまで。山道ばかりになって走れなくなり、どのあたりを通っているのかよくわからなくなりスピードダウン。
11:20
11:45
12:10 スタートして約4時間後、補給所（SP3）23㎞地点に到着。ここではハト（中国語名：乳鸽ruge）をいただきました。
やっと舗装された道に出たと思ったら、すぐ山道に入ってまた登りが始まります。ここが梧桐山の北東にある登山口。地名はわかりませんが梧桐山まで7㎞、6時間と標識には書いてあります。(12:15)
水は500mlｘ2本持っていてましたが、2本では次の補給所までは足りない感じがしてきてチビチビ飲むようにしました。飲み干してしまったらどうしよう、どこかで買えないかなと精神的な焦りが出てきました。時々左の海側からひんやりした風が木々の間を抜けて吹いてきてくれ、それが涼しくて気持ちよくて何度が「気持ちいい！」と大きな声をあげていました。
13:30 梧桐山の東にある「秀桐道」という別の登山口までおりてきました。「ああ、ここか。猛走会で1回来た登山口だ。」と場所はわかったもののここから下るのではなく下りてきた梧桐山をまた登ります。階段を標高450mくらいのところまで登ってから左手に下りはじめます。
13:50 スマホを見るとミツ君から「（盐田の海鮮料理店で）注文しました。」とメッセージが入ってきていましたが、自分はまだ26～27㎞地点。6時間で完走できれば20㎞組の昼食の終わりにギリギリ間に合うかなと思って走り出してはいましたが、とても無理。「先に帰ってくれ」と返信。
14:30 最後の補給所(SP4）30㎞地点に到着。スタートからすでに6時間半が経過しています。ここでスマホを見るとミツ君から「ゴールでお待ちしてます。」とのメッセージが入ってきています。「よし、7時間以内に完走してやるぞ！」と ここから奮起してスピードアップ。
後半下りになると両膝が痛み出して、痛い、痛いと心が声をあげるのですが、いやいや、春さんが痛いと思ったらダメだと言っていたなと思い出し、そのうめき声を殺しながら痛いけどとにかくRun Run Run!
あと2㎞くらいだと思いながら走っていたらゴールらしきものが早めに見えてきてゴール！
タイムは制限時間9時間に対し6時間53分42秒、順位は59位。後半だいぶ時間を要してしまいましたが、150人くらい走って59位なら真ん中よりちょっと前。私にしてはまずまずの出来でした。
20㎞組とはゴール地点が違うのでレース前でしか会えないと思っていましたが、昼食を終えてからわざわざタクシーに乗って35㎞組のゴール地点まで駆けつけてきてくれて、最後にまた一緒に記念写真を撮ることができました。ありがとう。
後ろに見えるのは盐田港です。
ゴールすると、記念Tシャツ、メダル、肠粉をもらえました。
■20㎞組
ここまで長く書いてしまいましたが、20㎞組のほうの様子を聞いてみると、なんとミツ君が1時間59分で、約150人中11位。
熊ちゃんが2時間02分で、13位と好成績をおさめていました。二人とも猛走会の成長中の若手ホープですね。
帰りに熊ちゃんが、「早くまたレースに出たい。」と漏らしていましたので、深圳でトレランレースがあるようだったら教えて下さい。
ゴール地点からは主催者がシャトルバスを用意してくれていて、最寄りの地下鉄8号線「深外高中駅」まで送ってもらって、そこからみんなで地下鉄で帰ってきました。
今回の大会の主催者は、「深圳市登山戸外運動協会」で今はやりの「深圳十峰」の主催者でもあります。お世話になります。立ち上げていただいた「深圳十峰」を楽しませていただいておりますが、これからもよろしくお願いします。
あと、スタート地点、補給所、道案内のボランティアの方、山のところどころで待機して下さっていた救急隊員の方もどうもありがとうございました。救急隊員の方がいてくれるととても安心です。
以上、おわり。
何か思い出したらあとでまた付け足しておきます。
